勉強会に参加しないと不幸になる?

 結論:ごめん、技術者が勉強会に出たほうがいいのはわかるけど、なんかすごいストレスだしメリットを感じないこともあるんだ。なので不幸になるとか言わんといて。

 以下駄文。「コミュニティに入るか入らないかでエンジニアとしての幸福度がかわる(http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20140225)」という記事を見た。関連記事に「勉強会に参加しないと不幸になる話」とある。勉強会にはあまり出ない僕は、良い気はしない。自分では特に不幸だと思ってないが、他人の評価基準から見ると自分は不幸だというなら、不安だし気持ちが悪いことだ。そこで、幸せについて少し考えることにした。それでまず出てくるのが、この記事の前置き。

あと、ここでの幸せ・不幸せというのは、エンジニアとして、という話で、エンジニアリング能力があがるとか、エンジニアリングの活動がやりやすいとか、エンジニアリングの活動が評価されるとか、エンジニアリングの話題を共有できる仲間が増えるとか、そういう観点です。

エンジニアとしての幸せ以外にも、人生にはさまざまな観点の幸せがある、ということは最初に補足しておきます。

 なーんだ、そうか、と納得する。僕は「エンジニアとしての幸せ」以外の幸せまで含めて考えていたから、かみあわなかったのだろう。勉強会に出なくても色々な幸せはあるので、不幸とか決めつけられても困るな、という感情だ。だけど、話題を限定しているなら、そういうこともない。技術者の世界で活躍することを考えれば、確かにコミュニティに入っていたほうが有利だし、何かのコミュニティを見つけて入っていかなければ不幸になるというのもわからなくはない。

 ちなみに、自分の経験から言うと、行ってもメリットがなかったな、と思うような勉強会も存在する。どこかに書いてあるようなことを皆で実験して、何のつながりも生まれなくて解散するつまらない勉強会。疲労感から、講師の自己満足じゃないか、とぼやきたくなるような。自分で勉強したほうがマシだ、というような。そういう時に、少しでも何かを手に入れようと誰かに話しかけたり、積極的に質問を出したりするような精神が必要なのだろうけれど、残念ながら僕にはそういう勇気がなかった。勉強するのはわりと好きなんだけれども、沢山人が集まる所というのは、どうも苦手だ。まずはそういうところに、自分を慣らしていく努力が必要なのかもしれない。