キャストアウェイ

飛行機が落ちて、無人島に遭難した男の話。

最後ふんわりしていてよくわからなかったけど、面白かった。ただくだらないことを言うなら、無人島で生きていくのはもっとずっと困難なことだと思う。というのはディスカバリーチャンネルでそういう企画やっている人のドキュメンタリーを観たから。栄養が全然足りなくてもっと痩せる。ココナッツはなかなか育たないのですぐ尽きる。最初の数日で火起こしできなかったら死んでる。きっと四年も生きられない。虫とか熱射病にもっと悩まされるはず。寝床とかももっと環境よくする必要がある。とかそんなしょうもない違和感があった。

So now I know what I have to do. I have to keep breathing. And tomorrow the sun will rise, and who knows what the tide will bring in.

息をし続ける。その言葉が胸を打つんだけど、それだけを聞くととてもバカっぽい。そりゃ生きてれば息をする。難しくもない。誰だってそうしてる。小学生のやりとりみたい。けれど、何年も孤独に生き続けて、心の拠り所だった彼女とも別れて、そういう袋小路にやってきて呟く言葉だからとても意味があるというか。壮絶な体験の中で擦り切れてもういいやってなりそうなところなんだけど、生きていきます。と、それは諦めなのかな。生きてくしか無いよね。不幸でも辛くてもしょうがない。どうしようもない。ということ? いや、どんなに辛くとも何が起こるかわからない。希望の種はある。ということ? わからないけれど、励まされているような気がする。