2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年末の逡巡

何かが擦れるような異音を立てながら、エアコンが温風を吐き出している。新年まであと一時間。大晦日まで寝てばかりだったおかげで、風邪は回復してきたようだ。鼻通りは悪いし、喉の違和感もあるけれど、眠くはない。スピーカーに電源を入れて、最近買った…

欲望をぶちまけていいのか?

世間はクリスマス。自分には何もイベントはない。ツイッターで公開されたとある漫画を見て、ふと疑問に思った。自分の配偶者(私にはそんなものはいないが)に欲望を最大限にぶつけてもいいのだろうか? たとえば、あなたは密かに赤ちゃんプレイを望んでいる…

ゆるりと哲学史を聞く

先輩を訪ねていろいろと話を聞いた。まずはギリシャ哲学の話。最初はソクラテスが、色々なことを否定して回っていたそうだ。私達は正しいことを何も知らない。そういう無知の知を説いた。けれど、そのことは国家の批判につながってしまったり、統治に悪い影…

スマブラ性格診断

久しぶりにスマブラの新作を遊んでいる。昔遊んでいた頃のことを思い出して、当時の知人友人がどんなキャラを使っていて、どんな性格だったか思い浮かべてみた。本当は最新のスマブラSPでやってみたいけどキャラ多すぎて全然把握できてないので、初代(ニン…

じいちゃんになってもたぶんゲームしてるだろう

またゲームを減らす。今度は、プリンセスコネクトのプリンセスアリーナとダンジョンはやらないことに決めた。そこそこ報酬は良いが、時間がかかる割におもしろくないからだ。ギルドという仕組みがあって、その仲間に差をつけられるのが嫌だったけれど、諦め…

Yes/No で答える能力

昔、後輩に仕事を教えていたときのことを思い出した。とても反省していることがある。それは、何でもかんでも改善しろと指摘したことだ。少しでも目につくことがあれば小言を言っていた。特によく言ったのは「それは僕の知りたいことじゃない」というセリフ…

ポーカーあるいは麻雀のように

受け入れることのできる容量が決まっていて、そこに何かを詰め込まなければいけない問題を考える時、それをポーカー(あるいは麻雀)に例えてみると面白いのでは、と思った。たとえば、プログラマのスキルセットを考える。今の自分は下記の五枚のカードを持…

ゲームアプリを減らすなど

出かけなくてはいけなかったので、昼頃に風呂に入った。新しい話を書こうと思って、じっと考えていると、すぐに時間が過ぎる。手足がふやけるくらい浸かっていた。異世界転生ものについて、死んでから転生するまでの話を考えたので、次はそれを書いてどこか…

悲しいときどうするか

嬉しいことはともかく、本当に悲しいことは、誰にも言わないようにしている。たとえば、親しい人が命を落としたときが、そうだ。そのことを話しても、誰も自分の悲しみを癒やすことはできないし、周りの空気が重くなる。なにより、死んだ人は戻ってこない。…

仲間を求めて

何かを生み出すには狂気が必要だ、という結論に満足して昨日はぐっすり眠れた。しかし、夜が明けて早速、自分に疑いの目を向け始めた。これまで、自分に狂気が足りなかっただろうか。変態ではなかったのだろうか。いや、そんなことはないだろう。いくらかは…

ちょうどいい狂気

毎日こうして何かを書いていると、ろくでもないことしか思いつかなくなってくる。最初は「毎日三十分で終わらせて、スマートに生活してやるぜ」などと根拠のない自信を持っていたが、あっさり打ち砕かれた。何を書いてもつまらない文章がだらだら続くだけに…

どうにか新社会人編

まいど。 就職したての頃は、とにかくびくびくしていたと思う。ここで失敗したら、人間失格の烙印を押されてしまうのだと思って、とにかく慎重にやろうと決めていた。プログラミングに関する業務はぼちぼちうまく行ったが、それ以外の雑用が大変だった。朝礼…

海月水族館へ

悲しいことがあると知らず知らずのうちに海月水族館へ足が向く。人工海岸を歩いた先にある、そのちっぽけな建物には、ほとんど何もないけれど、名前の通り海月だけはいる。 「よくきたね。外は寒かっただろう」 重たい扉を開けると、それこそ海月のような髭…

父は戦争に行った

父は魚市場に勤めている筋肉質な男だった。よく二の腕の筋肉を見せつけ、僕らに向かってぶら下がってみろと言った。そして、僕の体重ではびくともしないことを自慢するのだった。思い出すと笑えてくるくらい、芝居がかったやり取りだ。何かのドラマを真似し…

iPad Pro が届いた

衝動的に注文した iPad Pro 12.9インチが届いた。意気込んで封を解き箱を開けた。とにかくでかい。今まで使っていた iPad mini の約2倍の大きさだ。引き継いだ色々なゲームを触ってみた。全部でかい。両方同時に動かしてみると、mini のほうは子供みたいだ。…

ニーナ

疲れ果てて帰宅すると、着替えもせずにベッドの上に倒れ込んだ。疲れた。仕事がうまくいかない。全部がうまくいかない。帰っていいぞと言われるまでただ壁の模様を眺めていただけだ。それなのに疲れている。精神か。あるいはそれ以外の魂が疲れている。もう…

いきなり学生編

へいおまち。 小学校の頃は、教師になりたいと考えていた。この理由は、はっきりと覚えていて、それは自分の担任の先生が優しくて面白い人だったからだ。その先生は、珍しいことに図工を専門にしていたらしくて、学級だよりとか、何か配る時に、手書きのイラ…

くすぶる夢

「小説書くって言ってたけどどうなったの?」と聞かれた。素晴らしい指摘だ。一言で答えるなら「書いてない」ということになるが、書いてないことから気づくことがあったので、まとめてみよう。 夢というのは二つに分かれるような気がしている。一つははじけ…

善行できるかな

善行というものについて考えた。電車でお年寄りに席を譲るとか、道に迷っている人を案内してあげるとか、落とし物を拾って手渡してあげるとか。そういう助け合い精神というのは動物にもあるらしい。この前、自分の子供じゃないのに、群れの中にいる子供を助…

苦手なもの:街

少し用事があって、一人で街の中央に遠出することになった。グーグルマップを開いて、目的地を検索する。職場から一駅離れた場所だということがわかった。それなら多分行けるだろう。 前準備はそれだけで、当日になった。すると、かなり緊張して血の気が引い…

プレゼンつっこみおじさん

人のプレゼンを何度か聞いてきて突っ込みたいなと思いながら結局言えずじまいのことがたくさんあるので、ここに書き並べることにする。 まずひとつ目は、プレゼンのタイトルについて。タイトルは自由につけてよいと思うが、最も無難なのは「私と○○」だと思う…